10/7。
私が入って間もないある日、事件勃発。
1ヶ月くらい前に入った20代前半の男の子が
「きついから辞めたい」
とマックさんに言ったらしい。。。
たしかにマックさんの育て方は倍速モードなので
私も正直ついていけてません。
一度教えた事は次から言われなくても出来て当たり前!
という感じなので、大多数の感覚からすると厳しいと思います。
また、その子が志望したのはフルリモート業務の求人だったのに、
最初の研修期間でいきなり泥臭くてキツイ清掃の現場に入らされた事、
やりたくない仕事でマックさんに厳しく指導された事なども
不本意だったのでしょう。
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実はマックさんの元で1ヶ月以内に辞めてしまった新人はこれで2人目です。
というかこの1ヶ月で2人しか採ってないので、事実上全滅ということになります。
(私は辞めた1人目の穴埋めで入りました)
「ひと月で2人も辞めるなんで、俺のマネジメントそんなにダメなのかなあ。
前の営業職で俺についてきた部下は全員儲けられるように育てたんだけどなあ」
さすがにマックさんも気落ちしている気配が伝わってきました。
私は個人的にマックさんの利益改善マインドをリスペクトしてます。
でも、どちらかというと経営者目線のマックさんと、
ふつうに従業者目線の我々との間に
意識のギャップを感じたので、
「一般的なデスクワークを望んでいる大多数の人が、
報酬UPだけのモチベーションでやってくるとは限らないですよ…」
という話をしました。
世の中の大多数のひとは、
ちゃんとランチタイムに1時間休憩があってきっちり食事をとれるとか、
ひどい残業がないとか、
休日には仕事のことを忘れてプライベートに専念できるとか、
そういうワークライフバランスの方を重視したりするんですよ、と。
ベンチャーだから仕方ないのかも知れませんが、
今の現場は、食事をとる時間はおろか水を飲むヒマさえないし、
移動中もスマホで打ち返さなきゃいけないし、
仕事が終わった後に日報書いたり顧客対応したりしてるし、
休日であっても現場の状況を把握し続ける必要があるので
気が休まる暇がありません。
まあ、絵に描いたようなブラック環境です。
マックさんは特殊なので(利益を上げられる経営者タイプなので)、
鬼のようなマルチタスクや24時間労働も平気かも知れないけど。
時給1200円の研修期間で、一般人が同じテンションを求められたら、
耐えられない人の方が多いと思います。
加えて、元々「フルリモートOK」を謳う求人で応募して来た人が
研修という名目で、こんなドロドロの現場に放り込まれるわけです。
そりゃ想像と違いすぎて絶望するかも…。
こうした意識のギャップが、
1ヶ月に若い人が2人も辞めてしまう原因になっているのではないか?
と、ちょっと思ったのでした。
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ちなみに、私はもうアラフィフBBAですし、
どちらかというとビジネス(実業)の現場を見たかったので、
清掃チームに入って現場を深く学べるのはアリだと思っていました。
とはいえ、自分がまだ戦力になってない事もあり、
今はまだそこまで負荷は高くないです。
だから冷静に見られているだけかも知れません。
私もこれから休みゼロのカオスな状況に突入していくんだろうか。。。
ドキドキです。。。

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