苦手なことで苦労するより、得意なことを頑張ったほうがいい

辞めたあとの振り返り。

3ヶ月たしかにカオスだったけど、
今後、あの会社が業界的に業績UPするのは間違いなしです。
歯を食いしばって残れば、給料アップしただろうな。

ただ、その「歯を食いしばる」の内容が
自分にとって問題なんじゃないかと思ったのでした。

*****

★今まで人生さぼってきたから苦労してるだけ
カオスな職場で強く感じたのは、ここでの仕事は何一つ向いてない!
ということ。
長年のあいだ専門畑にいた私にとって、
マルチタスクの管理業務や肉体労働の清掃業務というのは
即戦力になれる得意分野ではなく、
習熟に時間がかかるジャンルだったと思います。

私が慣れない業務で四苦八苦していたころ、
ムーミン師匠に言われたのは
「その程度の仕事はみんな普通に20-30代に経験してるんだよ。
あなたは今まで人生さぼってきたから苦労してるだけ。
その会社で2-3年頑張れば人生変わるよ」

。。。そうか、そういうものだったのか。。。
まあ、確かにみんなが普通に経験してるというハードさは知らずに来てるかも。
都心の綺麗なオフィスで9-5時の定時帰りだったのに、
それにも耐えられなくて病気で倒れたりしてたからなあ。

師匠がそう言うなら2-3年は耐えてみよう。。。
と思って頑張ろうとしたけど、
あの会社の秩序のなさにどうしてもストレスしか感じられず、
11月に入るとついに毎朝の出勤が辛くて
「死にたい…」と思うほどに病んでしまったのでした。

別にパワハラがあったわけでも厳しいノルマがあったわけでもないのにね。
この程度でメンタル壊れかかってるなんて、
師匠の言うとおり、本当に人生さぼってきたダメな奴だな。。。orz

*****

★得意なことを頑張ったほうが早いのでは
だけど、師匠の話には合点のいかないこともありました。
振り返ってみると、長年やってきた専門技術の仕事では
ここまでストレスを感じたことはなかったし、
社内での評価も高かったんですよね。。。
しかも自分にとって得意なことだったので、一度も苦労とは思わなかったです。

苦労と思わなかった=人生さぼってきた??
いやいや、そうじゃないだろう。
もっと単純な話で、
向いてなくて苦手なことを死ぬほど頑張るより、
得意なことを頑張ったほうがパフォーマンスあがりやすい、
ということじゃないの。。。?

いままでうまく行ったことを思い出してみたけど、
どれも何の苦労もなく出来るようなことばかりだったので
いろいろ考えさせられました。
めちゃくちゃ向いてない肉体労働で余裕ゼロになったからこそ、
今までの人生でらくらく結果が出せていた専門分野のありがたみが
初めて強烈に意識できたのかも。

私は筋道に沿って黙々と秩序を構築するのは得意だし飽きないです。
これはこれで苦手な人がやってもストレスにしかならないと思うので、
私でも貢献できる数少ない方向性なのかも知れない。

思うに、マックさんやムーミン師匠といった経営者タイプは
混沌とした状況で道を切り開くことを、人生賭けて真剣に向き合える
資質のある人たちではないかと。
(だってマックさん、徹夜で働いてたけどなんか楽しそうだったもん)

彼らは、苦手なことがあれば、死ぬ気で克服するタイプです。
そういう人からみたら、食事する暇がないとか荷物重くて無理とか
ガタガタぬかしてる奴なんか、ぬるくて話にならないってことですね。(´д`;)

でもやっぱり、その基準は万人向きではない気がする。
世の中、そんな強い人ばかりじゃないもの。

*****

こうした出来事があったことでやっと、
「儲かりそうな会社」よりも「得意が活かせる仕事」に
戻ったほうがいい、と納得できたように思います。

そんなの当たり前のことかもしれないけど、
かつて、その得意なはずの仕事で体を壊してしまったので
もう二度と同じことを繰り返したくない!と、
3年くらいフリーズしてたんですよね。。。

その恐怖心をリセットできるくらい強烈な体験ができて
良かったということかな(゚∀゚)

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この記事を書いた人

ちょっと人生やばい感じのアラフィフ自宅警備員です。
でもまだ人生諦めてないので頑張ります(゚∀゚)
Twitter:@weikichi75

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