どの駅からも歩いて行けない陸の孤島だからこそ応援したい

3.5年ぶりの派遣就業が始まるまでの1週間ちょっと、
連日のように地元の様々な個人経営のお店を訪れてみました。

急いで店めぐりした理由は、このあたりの地元はワンオペ経営が多く、
平日メインでしか営業していない店が多かったからです。
しかも平日ほとんどお客さん来ない、みたいなのんびりした店が多くて
オーナーさんとゆっくり話せるし。

そして短い間に、そのうちの幾人かのオーナーさんと顔見知りになりました。
ノビさんがいろんなお店を紹介してくれたおかげ!

いままで地元にひとりも知り合いがいなかったうぇい吉ですが、
突然、歩いていける距離に何人か話ができる知り合いができた感じです。
よくよく考えると、自分史上ちょっと画期的な出来事でした。

*****

★商売するには微妙なお土地柄だけど
この地域の人口の多くはSNSと縁のないシニア層なので、
お洒落カフェを作ったとしても、興味を持って来てくれる人なんか
ほとんどいません。
子育て世代もいることはいるけど、平日は都心に通勤、週末はクルマで外出。
みんな忙しくて、地元でゆっくりすることは稀な印象です。

もっというと、どの駅からも歩いて来られないほど離れた陸の孤島なので、
仮に店の投稿がネット上でバズったとしても、わざわざ他の地域から
訪れてくれる人も望めない状況だし。
じゃあクルマで来れるかというと、駐車場なんか確保できない住宅密集地帯だし。

つまり、カフェや雑貨屋などの接客業にとっては、
いろんな意味で集客に問題のある土地柄。。。なんか微妙な街です。

でもその分、商工会やオーナーさん同士を通じての
横のつながりは深いみたい。
思うに、こういう街ではやっぱり関係者全員との繋がりの深さを
育んできた店のほうが長く続いている感じがします。

ビジネスだけど、なんか温かい。
そんな繋がりにも、ちょっと興味が湧いてきました。

*****

★なんだか地元の店を応援したくなってきた
そういう私も、ド近所にたまたま素敵カフェができるまでは
地元との繋がりとか、まったく考えてなかったんですが。。。

でもやっぱり、歩いていける距離に顔見知りのお店ができるって
なんかいいなあ、と。
そうなってみると、近所の大手チェーン店のコスパとかには興味がなくなって、
同じお金を使うなら、私に親切にしてくれたオーナーさん達に恩返ししたいなと。
地元で起業してる人たちに対する憧れや尊敬も芽生えてきました。

派遣就業前の日々、いい意味で視点が変わって良かったです。
いままで長年見逃してきた世界に気づき、
個人的にはたいへん充実していたのでした。

さあ、ン年ぶりのお仕事だ。
私もがんばろ。
どんな職場かわからないけど、今度こそ脱落しませんように。
そして週末には、地元のお店めぐりを楽しめますように。

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この記事を書いた人

ちょっと人生やばい感じのアラフィフ自宅警備員です。
でもまだ人生諦めてないので頑張ります(゚∀゚)
Twitter:@weikichi75

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