会社の話つづき。
放置プレイがこたえた最初の1ヶ月間でしたが、
とにかく一人ぼっちでも早く業務に慣れようと、事務所で頑張ってました。
大丈夫、最初は大変でも、ずっと続ければそのうち慣れるはず。
。。。ところがマックさん、
ときどきエッと思うようなことを言いはじめるのです。
「清掃なんて儲からないから、事業ごと売却するか、外注に出してしまおう」
「利益率考えたら、絶対に仲介業のほうがいい。我々もそっちに転換すべき」
えええっ、マックさん清掃事業に見切りをつけようとしてる!?
しかも、より儲けの出る仲介業のほうに興味を持ち始めたようです。
清掃事業を売却して仲介業に転換するにしても、
既存のスタッフさんたちはどうなるの?今やってる業務は?
聞いてて、不安はいろいろありました。
でも、マックさんがビジネス的にそう判断するなら、
私も彼についていって学ぶべきだろうと思ったので、
なんとか理解しようと思って聞いてました。。。
*****
★私、辞めます!!と言ってしまった
そしたら、11月上旬のある日、珍しく事務所にいたマックさんが
私にこう言ったのです。
「うぇい吉さん、俺、来週から仲介業の勉強しに
社長オフィスに移るから、清掃管理のほうはぜんぶ任せます」
は!?Σ(゚Д゚lll)
私まだ1ヶ月目ですよ?しかも放置プレイでほぼ何も教わってない。
かろうじてできるのは、日々のスタッフ対応くらいです。
それ以外のことは、マックさんがやってるのをチラ見しただけで、正直全然わかりません。
マジで言ってる??
(゚Д゚)
「ぜんぶ任せるって。。。管理の仕事、全部ですか?」
「はい、俺のやってたこと任せるんで、やってください」
うそお。
(((゚゚Д゚゚)))
気がついたら、
無理です!私、辞めます!!!
と、叫んでました。
だって本当に無理なものは無理だから。
すると彼は多少面食らったようで、
「いやいや、うぇい吉さん結構ついてきてくれるから、
どこで辞めるって言うか試させてもらってたんですよ。
大丈夫、俺だってサポートしないとは言ってないでしょ」(なにそれ)
すでに新人が2人も辞めてて立て直しが必要だっていうのに、
1ヶ月目の私にプレッシャーかけて忍耐力試すとか、誰得…?(゚Д゚lll)
それに、あれだけ放置でいまさらサポートとか信じられません。
*****
★ビジネス戦略はなく、まったく先が見通せない
もっというと、こっちはこの会社で何年も頑張るつもりで来てるのに、
そんな簡単に事業を売却するとか転換するとか言われるようじゃ、
先のことなんか全然見通せなくて不安です。
最初は、ビジネス的に深い戦略があっての発言だろうと思って、
一生懸命理解しようと思って話を聞いてたけど、
私に事業を任せると聞いた時、マックさんが先のことを
真剣に考えてないと分かってしまったのでした。
それに加えて、以前からマックさんが何度かチラッと口にしてた
「去年ちょっと稼ぎすぎちゃって住民税がめちゃくちゃ高い」
「4月になれば問題は解決するから、それまでは会社員でいようと思う」
。。。という話も、だんだん意図がみえてきたというか。
マックさん、この会社は単なる節税のための腰掛けとしか思ってなくて、
ずっと頑張ろうとは思ってないんだ。。。
ハッキリとは言わないけど、心の底では4月に辞めちゃうつもりなんだ。。。
そりゃ教育や引き継ぎにまったく関心ないのも当然だよね。
てことは、このままマックさんについてったらどうなる?
引き継ぎも中途半端なままで、4月に本格的に事業を背負わされる運命?
ちょっとそれは、ビジネス経験ナシの私には絶対無理だわ。。。
*****
★明日から来なくていいです
マックさんの任せます発言がきっかけで、
いろいろ言外のことが見えてきてしまって、だいぶ考えさせられました。
彼の天性のビジネス感覚はリスペクトしてるけど、
どう考えても自分には受け継ぐ器がない。やっぱり辞めよう。
次の日、一瞬だけ事務所に寄ったマックさんに、改めて辞意を伝えました。
力不足で申し訳ない…と。
そしたら、
「なら、もう明日から来なくていいです」(プイッ)
えーーー!なんでそう極端なの!?Σ(゚Д゚lll)
普通は、辞意を表明してから最低でも1ヶ月くらいは残って
引き継ぎとかに備えるでしょー!
※ちなみに、ここで本当に翌日から顔出さなくなったら、
おそらく私も9-10月分の報酬が振込まれなかったと思います。。。
(なにしろ未払いの多い会社。先に辞めた男の子からも未払いの相談来たし)
それは困るので、意地でも一ヶ月は出るつもりでした。
*****
★社長からの慰留でしぶしぶ続投
その日の昼頃、去る者追わずの社長から珍しく引き止めの電話がありました。
「うぇい吉さん、僕としてはもうちょっと居てほしいんですよ。
これからみんなで助け合うようにするし、配置転換も検討します。
辞めるのはもうちょっと続けてから考えませんか」
※ちなみに社長が慰留した意図は、私の経歴が特殊だったからです。
残しておけば、特定の業務が安上がりになると判断したのでしょう。
このとき、人をばんばん切るので有名な社長がそこまで言うなら。。。と、
しぶしぶ続投を承諾してしまったのですが、
その後やっぱりというか、何も変わらないどころか、
どちらかというと事態はさらに悪化していったのでした。orz
(つづく)

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