9/14。
寝る前に、ふと思い立って大物不用品をメルカリに出品しました。
ハンドメイド用の制作道具なんですけど、絶版になっちゃった装置なんですよね〜。
もう二度と手に入らない、という事実が出品を惜しませるというか。。。
手放すかどうか5年以上悩んで、やっと去年あたりに
「もう一生使わないだろう」
と確信できたので、いつでも出品できるように
箱ごと部屋の見えるところに置いて、それから1年は経ってるかなあ。(゚∀゚)
いや〜、なかなか重い腰が上がりませんでした。。。
メルカリって、スマホひとつで簡単に出品できるからホント助かるんだけど、
だからって断捨離がサクサク進むかというと、そうでもない。。。
特に大きなモノは、箱から出して、本体と付属品の写真撮って、また箱にしまう、
というプロセスを考えただけで億劫です。orz
けど、それをついにやったわけ!!
ブラボー!!
あとは、買い手がつくのを気長に待ちます。
今は絶版とはいえ、長いことこの装置がスタンダードだったし、
すごく便利な装置なので、昔を知ってる人は今でも欲しいはず。(たぶん)
*****
そもそも何でこんなホビー用装置を買ったのかというと、
まだ元気に派遣社員やってた頃の漠然とした不安がきっかけでした。
だって、このまま一生派遣を続けられる保証なんて無かったから。
もともと手先は器用なほうだし、ハンドメイド作家になって、
作品を売って生活できるようにならないだろうか?って軽く考えたんですよね。
でも、よくあるジャンルだとレッドオーシャンすぎて勝ち目がないので、
敢えてニッチなジャンルを狙おう。。。
って感じで、このホビー用装置を買ったのでした。
それから狂ったように作品づくりの練習をしたので、短期間でまあまあ
中級者レベルまでは行けたし、フェスで販売したら無名のわりに好評でした。
だけど、いくら好評だったからといっても、
これでは生活できない、ってことも分かってしまったという。。。
何故かというと、ニッチなジャンルゆえに市場が小さく、買い手も少ないから。
加えて、作品相場がどう考えても食っていけないほど安いから。
(ハンドメイドはみんなそう。単価安すぎて趣味でないと無理なもんばっか)
とはいえ、レッスン代やら道具代やら材料費やらで、
軽く100万円以上ぶっこんでいたので、引くに引けなかったんです。
もっと技術を磨けば、もっと高く売れるはず。。。とか自分に言い聞かせて。(あほ)
その貧乏神スパイラルが強制終了になったのは、病気で倒れて動けなくなったタイミング。
当時は、作家活動が続けられなくなったことに絶望したけど、
振り返ってみると結果オーライだったんじゃないかと思います。
でないと、抜け出すきっかけが無かったもんね。
*****
まあ、それ以来そのハンドメイド制作はやってないんですけど、
道具を手放すかどうか?というのはまた別問題だったわけで。
やっぱそれなりの時間とお金を投資したので、「無かったことにはしたくない」
という思いがどっかにあったんだと思います。
そんな思い入れが詰まった装置をメルカリに出品したというのは、
ひとつの心の区切りと言えるかもしれない。
この断捨離で、少しは前進できたかな?
9/30追記:こちらの装置、無事に売れました!まさかの突然仕事が決まってシェアハウス入居秒読み段階だったので、ギリギリ実家にいるうちに売れて本当に良かった。神タイミングで手放すことができ感謝です☆

コメント