10月ごろの思い出① 事務所ひとりぼっちの日々

つづき。
備忘録も兼ねて、入ったばかりの10月ごろの記憶を辿ります。。。

マックさんをサポートできるようになろう!と意気込んで
清掃管理の道を選んだ結果、マックさんは待ってましたとばかりに
自由に外回り&テレワークに羽ばたいてしまいました。
新人の私といえば、ほぼ何も教わることなく放置プレイで事務所に取り残され、
慣れない業務に悪戦苦闘していたのが10月のなかばごろ。

今にして思うと、管理の業務自体はそんなに難しいわけじゃないです。
やってることの一つ一つは単純な情報処理なのでシンプルですが、
とにかく同時にさばく情報量がやたらに多い世界でした。
慣れれば普通なのかもしれないけど、新人の私はボリュームに圧倒されてきつかった…

そもそもこの仕事、大勢のスタッフ、オーナー、そして無数にある対象物件の
状況を把握していなければなりません。
でもこればかりは、経験を積まないと分からないことも多く、
入って1ヶ月未満の身では右も左もまったく分からずでした。。。

事務所でマックさんにいろいろ聞けてたうちは良かったけど、
マックさんと会えなくなってからは連絡もとりにくくなり、分からない事は
スタッフやら顧客やらに電話しまくって情報収集しながらしのいだり。
(手が回らず何度も炎上させてた…)

深夜までノンストップでやりとりが続く世界も不慣れでした。
へろへろになって帰宅した後も、トラブル連絡があったり、顧客が激おこだったり。。。
寝る直前まで会社スマホから目が離せず、自分の自由時間はほぼ消滅。
ちょっと前までニートだったのに、なにこの差!(꒪ཀ꒪)

帰りも遅く、夕食はスーパーの割引惣菜で済ませるのがやっと。
部屋でそれを食べながら、絶えずスマホで動向を追い続けていました。
休日も朝から晩までやりとりに気を取られ、まったくオンオフの区別なし。

今にして思うと、そこまで心をすり減らす必要はなかったのだけど、
マックさんに頼れない以上、自分でなんとかしようと必死だったわけです。

でも、やっとわかった。。。。
私と入れ替わりで逃げるように辞めてしまった20代の若者
おそらくマックさんからこうした放置プレイ方式の研修を受けた結果、
重圧に耐えきれずに病んでしまったのでしょう。

私も、ブログ更新どころではなくなってきたのは、このあたりからだったかな。

その一方で、
それまで無休で働き詰めだったマックさんが、
「うぇい吉さんが来てくれて、俺いますごく助かってるんですよ。
お陰でやっと休みがとれるようになって、
昨日は久々にぐっすり眠れてよかった〜」
などと言ってくれると、少しは役に立ててよかったと
無邪気に喜んでしまったりもするわけです。

うんうん、そうだよね。
まだ入って一ヶ月も経ってないのだから、大変と思うのは当たり前。
慣れればきっと、自分の時間だって作れるようになるはず。。。と、
自分に言い聞かせてました。

正直、マックさんからはもうちょっとサポートが欲しかったけど、
これ以上の負担はかけられないと思って遠慮してたとこもあったかな。。。

*****

冷静に考えるとそれほど難しい業務ではないのに、
次々に人が辞めるというのは、やっぱりそれなりに理由があるんですね。

新人のストレスを左右するのは、仕事そのものの難易度というより、
「一定期間、適切な指導を受けられるかどうか」のほうが大きいと感じました。
たとえば、慣れるのに平均1年かかる業務があるとして、これを1ヶ月でやれと言われたら
多くの人は壊れるような気がします。(1ヶ月で出来る超人もいるけどね)

でもマックさんは新人教育にコストをかけたくない。
「はじめから俺についてこれる人以外はいらない」という考えだったので、
新人にストレスを与えて限界を試すようなことを、よくやってました。(私にも)

そのころの私は、マックさんの放置プレイをなんとか乗り越えるつもりだったので、
もし自分が教える側になるときには、時間が許す限り寄り添うようにしよう、
と心に誓ったのを覚えてます。。。

(つづく)

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この記事を書いた人

ちょっと人生やばい感じのアラフィフ自宅警備員です。
でもまだ人生諦めてないので頑張ります(゚∀゚)
Twitter:@weikichi75

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