クレームを逆手にとって、より高品質なサービス提案に繋げる

10/1。

初日はいろいろと衝撃だったので書きたいこと多しです。

マックさんとちょっと話して分かったのは、
彼が天性のビジネス脳の持ち主だということでした。
ただの社員ではなく、完全に経営者マインドで働いているタイプ。
(なんで分かるかというと、ムーミン師匠と同じ思考回路だったから。。。)

だから入って4ヶ月目にして自然とボスの立場におさまってるんだな。
社長にやれと言われたわけではなく、ごく自然に、自発的にマネジメントやってる。
数人で回してるベンチャー企業なので、デキル人が自動的に
本人にふさわしいポジションに落ち着く、という形なんでしょうね。

*****

この日はトラブル対応に明け暮れた一日でもありましたが、
本来はマックさんと一緒に「オーナーから清掃クレームがはいってしまった物件」
の清掃テコ入れに同行した日でもありました。

そのクレーム物件については先日ちょこっと書きましたが、
自分にとっては大事な話だったので、詳しく書き直してみます:

その物件、清掃スタッフが日常的に対応する箇所は問題なしだったものの、
窓枠や巾木などの通常清掃の対象ではない部分については、ホコリが積もってしまって
明らかにちょっと汚い感じになってました。たしかにこれは怒るよね。

そこでマックさんと手分けして、通常清掃プラスアルファの念入り清掃。
(かなり肉体労働だったので、初日ヘロヘロになりました。。。)
「これは料金外のサービス清掃なので、
本当はやる必要ないんだけど敢えてやります」
とのこと。
まず、オーナーさんに納得していただける状態にまで仕上げて、
信頼関係を維持することが先決。納得です。

だけど、そこで終わりではありませんでした。
とある部屋で、いきなり家具を動かすマックさん。
その家具の下には、フェルトのように分厚いホコリが何年分か堆積していて、
目も当てられない状態でした。
その、おそろしくホコリまみれの床をバシバシ写真に撮って。。。
というのが、前回のこの話↓

「オーナーさんにこの汚い写真見せて、通常清掃だけでは
絶対こうなりますよって言います。そして、根本的に改善するには
年に何回か本格清掃(高額なやつ)を入れたほうがいいと提案するつもりです。
その方がうちも儲かるし、オーナーさんも満足できると思うんで。」

マックさんのこの言葉は、かなり心に刺さりました。

私みたいな派遣あがりは、誰かからクレーム入ると、
どう謝罪したらよいかでオロオロするばかり。。。
とてもそんな発想は思い浮かばないから。

だけどよく考えたら、マックさんのように持っていくのがベストだと分かります。
本格清掃を入れればオーナーさんの満足度も上がるし、
高額サービスが売れたらこっちも利益がとれる。
清掃スタッフの報酬もあがります。
誰も損をしない、というのはこういうことなんだ。。。
と、目からウロコでした。

もしかすると私が一番関心を持っているのは、
このように全員の利益になる方法を学ぶことなのかもしれない。

時給1200円で交通費も自腹。決して報酬が良いわけではないし、
食事をする暇もなく、朝から晩までクタクタになるまで働かなきゃいけない。
普通に考えてブラックな環境です。
それでも、この会社で学べることの価値を考えたら、
そのようなことはたいした問題ではないように思えてきました。

にほんブログ村 その他日記ブログ 40代女性日記へ
よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ちょっと人生やばい感じのアラフィフ自宅警備員です。
でもまだ人生諦めてないので頑張ります(゚∀゚)
Twitter:@weikichi75

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次