閉店カフェのお別れパーティ。経営NGでもバイト定着率の高さは抜群

9/13。

バイト採用になってからたった2ヶ月で電撃閉店してしまったカフェ。
「一度みんなで集まってお別れパーティしましょう」
という店長からのお誘いが来たので参加してきました。

閉店といっても店の設備はまだ生きているし、冷凍庫の中には
まだまだ売れ残った食材もたくさんあるしで、スタッフの皆で調理して
ごちそう並べてワイワイやろう!という趣旨です。

私は夕方から合流して準備の手伝いをしてきました。
といっても、大したことはできないので盛り付けなどの雑用メインで。
主にごちそうを準備してくれたのは厨房ノウハウがあるベテラン先輩たち。

驚いたのは、いままで私が見たこともないような、
手の混んだ夜メニューのご馳走が勢揃いしたこと!
すごーい(゚∀゚)

この店では、昼メニューと夜メニューが分かれていました。
昼はランチの来客が多いので、短時間で調理できる丼ものやサンド類が中心。
夜はお酒を飲む人も来るため、揚げ物や煮込み料理なんかを出してたんです。
料理を運ぶ時いつも「うわー美味しそうだなあ」と思いながらも
一度も食べたことがない料理が沢山あったんですよね。
そういう料理ばかりが大テーブルにズラリと並んだのは壮観でした〜!

お別れパーティに駆けつけたスタッフは総勢10名くらい。
いままで、バイトで会う時は仕事に追われてプライベートな話とかも
あまり出来なかったけど、今回は楽しい女子会といった雰囲気でした。

大学生の子とかも、普段着すごくお洒落に着こなしてて、しかも美人揃いだな〜と思ったり。
改めて、カースト上位の子たちが集結していた店だったことを感じた次第。
だけど、こんなハイスペック女子が揃ってたってことは、どういう事なんだろう?
容姿に自信のある子は、お洒落カフェでの接客業に抵抗がないってこと?
あるいは、店長の採用基準が若くてカワイイ子だったってこと?

今にして思うと、私みたいな女子力ゼロのBBAがよく採用になったなぁ。。。

その理由はひとつしか思い当たらなくて、それは面接のとき、
自分の専門分野を集客に繋げられます、みたいなアピールをしたことですね。
この店は長い間、集客で苦労してきたことが後で分かったので、
ワラをつかむ思いで採用してくれたのかもしれない。
(本当にしょうもないワラですんません)

結局、集客どころかほぼ何も貢献できなかった私です。
何しろ2ヶ月っきゃいなかったから、レジ+雑用を覚えるだけで精一杯だったですよ。。。
ああ、厨房入ってみたかったなあ。この店の料理、美味しかったからね。。。

お別れするのが本当に名残惜しくて、みんなずーーっと夜遅くまで長居して、
それでも名残惜しくて。
最後に店長がみんなにねぎらいの言葉をかけてくれたんですけど、
店長ウルウルで泣いてました。

口コミとか見ると、飲食店のバイトって先輩にいびられたり搾取されたり、
逃げ出したくなるような話がたくさん出てくるじゃないですか。。。
なのに、このカフェは、バイトの定着率がめちゃくちゃ高かったんです。
もちろん入れ替わりはあったけど、それは卒業+就職みたいなおめでたい時だけ。
人間関係のトラブルとか一切ナシ。

このカフェが閉店した本当の理由は、平たく言うと経営破綻してたからなんですけど、
それは社長が、飲食業の経験がないシロウトに経営丸投げしたんだから、当たり前だと思う。
だけど、そんなムチャブリをされながらも、店長には大きな包容力がありました。
少なくとも、飲食店あるあるのトラブルに陥らせない人間力はすごかった。

オープニング当初からいるスタッフが、今に至るまでずっと残っている
というのは、さすがだと思います。

短い間だったけど、今までありがとうございました!

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この記事を書いた人

ちょっと人生やばい感じのアラフィフ自宅警備員です。
でもまだ人生諦めてないので頑張ります(゚∀゚)
Twitter:@weikichi75

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